超高齢化社会による老々相続の増加
2013/09/11
厚生労働省の人口動態統計が9/5発表されました。
2012年の死亡者数は約125万6千人で、1985年の約75万2千人と比較
して約67%も増加しています。
(2007年からは、死亡者数>出生者数となっています。)
しかも今後20~30年はさらに増加し、2040年には166万人に達する
と推計されています。
また、65歳以上の占める人口割合も増加していく見込みです。
現在は約23%と4人に1人の割合ですが、2035年には3人に1人になる
といわれています。
今後は、相続人が65歳以上という老々相続が増えていくという事に
なっていくのだろうと思われます。
相続手続きが負担という相続人や、相続人本人が認知症になってし
まうというケースも多くなることが予想されます。
万が一のことを考えて遺言書をご検討されることをお勧め致します。